2019年度のIT導入補助金は「ものづくり」「小規模補助金」と統合し『生産性特別補助金』へ

2018年末に、経済産業省・中小企業庁が2018年度第2次補正予算案で、中小企業・小規模事業者を対象にした「生産性特別補助金」を創設し1000億円規模を盛り込むことが明らかになった。との記事が日刊工業新聞のウェブサイトにアップされました。

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00499494

この記事を読むと、新しい補助金が新設されるという訳ではなく、これまでにもあった「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」の3つをまとめたものとして「生産性特別補助金」が創設されたとのことです。

予算規模は1,000億円で、このうち大半を「ものづくり補助金」にあてることになるようです。

生産性特別補助金は、中小企業の設備投資を促す「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「持続化補助金」が柱。このうち大半を中小企業の設備投資を支援する「ものづくり補助金」に充てる。

IT導入補助金としては、初年度である2017年度は「100億円」で想定利用企業数は15,000社。2018年は「500億円」まで引きあがられ想定利用企業数は135,000社まで拡大されましたが、2019年度はIT導入補助金のみとみると事実上の減額となりそうです。

2019年度IT導入補助金の概要

IT導入補助金のホームページは下記のように公開されています。
https://www.it-hojo.jp/overview/

補助対象事業者

中小企業、小規模事業者(飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)。

補助金額

A類型
40万~150万円未満
B類型
150万~450万円

補助率

1/2

一次公募の結果、しっかりと申請書を作成して申し込めば、通りやすい補助金となっているようです。

弊社でも2017年、2018年にコンテンツ記事の作成でIT導入補助金を活用させていただきましたが、コンテンツ作成だけでなく、今年はホームページのリニューアルなどにも活用しお客様に喜ばれるサービスを提供していきたいと考えております。