送っただけでは意味がない!ステップメールの正しい3つの効果検証方法とは?

自動的に配信してくれることで利便性が高いステップメール、しかしただ送ればいいということではありません。
相手に送った後の効果を検証することも大切です。
相手に送信したメールがきちんと読まれていないと、その効果を期待できません。
相手がメールの内容を理解して、次のステップに誘導することが大きな目的でもあります。
ここでは、ステップメールの正しい3つの効果検証方法について説明します。

1.ステップメールの効果検証方法

1-1メールの開封率での検証

ステップメールを配信した後、その効果を検証することで成果が高まります。
まず定量データを使った検証方法ですが、その方法としてはメールの到達率、開封率が該当します。
ステップメールを配信した結果取得できる到達率・開封率は、メールーサーバーの配信システムなどによって多少の差はありますが、一般的には次のような内容が含まれています。

1-1-1.到達率

最初に到達率です。
到達率はステップメールを配信した結果、配信の成功率を表します。
メール配信を行い、実際に届いた数、届かなかった数が分かります。

1-1-2.開封率

そして開封率です。
開封率というのは、受信メールを開封したかどうかを表す指標です。
実際の開封状況は、パソコンのHTMLメールのみ取得できます。
メールソフトの画像表示がオフになっている場合、画像が読み込まれない場合もありますので注意してください。
画像が読めない場合は開封ログは残りませんので、設定を変える必要があります。
どの程度開封されたのかを検証してください。

1-2.クリック率での検証

定量データとして、クリック率も重要で、その確認方法は、ステップメールの中の、URLをクリックしたかどうかを確認します。
クリック率については、何人がクリックしたかを見る「ユニーククリック率」、また何回クリックされたのかを見る「延べクリック率」があります。
これら二種類を見比べて、効果を検証していきます。
検証を行う時は、配信件数ではなく、配信に成功した有効件数をもとに検証してください。
開封率、クリック率をよく分析して、メールが配信後実際に開かれ読まれた数を把握すると良いでしょう。

1-3.定性データでの検証

検証を行う場合、定性データも大切です。定性データというのは、口コミやアンケート調査などが該当します。
到達率、開封率やクリック率などの定量データからでは、読者の生の声は分からない可能性が高いのです。
定量データで検証できなかった項目を、定性データで補うことになります。
定量データ、定性データ、2つを合わせて総合評価する必要があるんですね。

2.まとめ

ステップメールを送った後の検証を行うことで、さらなる効果を期待できます。
検証は随時行うこと大切です。
そして開封率やクリック率が低い場合、早めの改善が必要となります。
改善によって、開封率やクリック率が向上していくことでしょう。