コンテンツマーケティングに効果的な6のコンテンツの種類を把握しよう

こんにちは角田(つのだ)です。
最近ではコンテンツマーケティングについて調べると、たくさんの記事が検索にヒットするようになりましたが、その中のほとんどの方が「ブログ」での情報発信方法を書かれています。これを見るユーザーの方も「ブログさえやっていれば間違えない!」っと思い込んでしまっている方も多いのではないでしょうか?
しかしコンテンツマーケティングには、ブログでの情報発信以外に、扱うコンテンツの種類は実に様々なものがあります。
今回は、オンライン上でコンテンツマーケティングを完結させるために効果的な6つのコンテンツの種類とその作成方法について整理させていただきます!

1.効果的なコンンテンツの種類

これまで弊社で関わらせていただいたマーケティング施策の中で、オンライン上のコンテンツマーケティングで効果が高いコンテンツには下記の6つがあります。

  • 記事
  • ebook
  • WEBセミナー(ウェビナー)
  • 商品資料
  • 導入事例・お客様の声・推薦者の声
  • FAQ(よくある質問)

これを、「ユーザーの購買欲求」の度合い別に整理したものが下記になります。
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左から右に行くに従って購買へと近づいていきます。
例えば「記事」は、ブログなどに更新する記事のことですが、多くの潜在層(潜在顧客)に見てもらうのに効果的なコンテンツですし、「導入事例・お客様の声・推薦者の声」や「FAQ」は、購買意欲の高いユーザーに対して最後の一押しをする場面で有効なコンテンツであることを表しています。

2.顧客の検討プロセスに合わせてコンテンツを見せていく

上記で整理した6つコンテンツを作ったとしても、それぞれ単独で効果を上げようとすると失敗してしまいます。
複数のコンテンツを顧客の購入検討プロセスに合わせ、段階に応じて配信していくことが重要です。
当サイト(ECpack)で行っているコンテンツマーケティングの流れを参考に、購入までの流れの中で配信するコンテンツを下記の図に整理してみました。
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まずGoogle、Yahooなどの検索エンジンからブログ「記事」へ誘導し、メルマガ登録を促します。
そのメルマガ登録には「ebook」などのダウンロードを無料オファーとして設定して登録率アップを図っています。
【無料】コンテンツマーケティングの教科書7ステップガイド
その登録後は、自動的に「WEBセミナー(ウェビナー)」を7日間のステップメールで配信して、資料請求やお問い合わせに誘導します。
商品に対する興味関心が高まっているユーザーに対して、「導入事例」「お客様の声」「推薦者の声」や「よくある質問」などを効果的に配信し、購入への後押しをしていきます。
このような流れを構築することにより、自動的な集客、商品・サービスの販売が可能になるのです。

3.各コンテンツ作成方法とそのポイント

3-1.ブログ「記事」

img_contents5-03 潜在的な顧客を多く集め、多くの人にその商品・サービスを認知してもらうためには、ブログ「記事」の作成による集客が重要です。
もちろんこの集客は検索エンジンからの誘導がメインとなりますので、SEO(検索エンジン最適化)を十分に考えて更新していく必要があります。
インターネット上には無数の情報が公開されている中で、記事制作をもとにした「コンテンツSEO」を成功させるのはしっかりとした知識を身につけなければなりません。
まずはそのメリットを知り、具体的なキーワードの選定方法、タイトルのつけ方、記事の書き方を知らなければ、検索エンジンの上位表示が難しいのが現状です。記事制作によるコンテンツSEOを成功させるためのポイントは下記に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。

3-2.ebook

img_contents5-04ebookと聞いてもなかなかイメージしにくいかもしれませんが、自社の製品・サービスに関するノウハウや、調査などの裏付け情報などをPDFなどのデータにして無料で提供するものになります。
このebookはホワイトペーパー(白書)とも呼ばれることがありますが、自社の専門性をアピールし、ブランディングを行うことが可能です。
また、資料として印刷することができるので、経営層への訴求や真剣に購買を考えている層の見込顧客としてのに役立ちます。
こちらもブログ「記事」と同じように、作るのが大変ですが一度作ってしまえば継続的に見込顧客獲得に利用できる為、費用対効果の高いコンテンツとなります。
ebookの作成方法とそのポイントについては、下記の記事に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。

3-3.WEBセミナー(ウェビナー)

img_contents5-05WEB上のマーケティングツールとして近年多くの企業が取り入れているのが動画コンテンツです。
その中でもさらに自社の専門性をアピールし、購買につなげやすいコンテンツとしてWEBセミナー(ウェビナー)動画が注目を集めています。
このWEBセミナー(ウェビナー)を実施した際に期待できる効果は、専門性のアピールと顧客との信頼関係の構築です。動画を通じて画面上で姿を見れる状態となりますので、見込顧客側から先生として認知され、その後の購買行動に誘導しやすくなります。
WEBセミナー(ウェビナー)の作成方法とそのポイントについては、下記の記事に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。

3-4.商品資料

img_contents5-06商品・サービスの資料は、特にBtoBの商品・サービスで効果が高いコンテンツになります。
しっかりとしたデザイン・内容で資料をまとめておくことにより、信頼感が増しますし、さらには社内での上司を説得するための資料としても必要不可欠のものなります。
その際には、競合他社との比較にも利用されますので、競合他社に見た目・内容で負けないしっかりとした資料を作っておくことが必要になります。
商品資料の作成方法とそのポイントについては、下記の記事に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。

3-5.導入事例・お客様の声・推薦者の声

img_contents5-07このコンテンツまで見ているユーザーの方は、すでに商品・サービスの導入を検討しているユーザーと考えられます。その心理としては「どんな人が、どんな時に、何のために、この商品・サービスを利用しているのか、そしてどのように思っているのかを知りたい」ということが考えられます。
この情報があると、購買行動の背中を押すことができますので、確実に整理しておきたい丈夫ですね。
導入事例・お客様の声・推薦者の声の作成方法とそのポイントについては、下記の記事に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。

3-6.FAQ(よくある質問)

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多くのユーザーは、お問い合わせをしないでも自分で疑問を解決できた方が良いと考えています。自己解決の手段がちゃんと提供されていることはお客様にとってうれしいだけでなく、企業側の負担を減らすことにもつながりますね。
しかし、ただやみくもに質問と答えを並べるだけでは、ユーザーの問題を解決することはできません。
どのように作ると効果的に疑問を解決できるのか?FAQ(よくある質問)の作成方法とそのポイントについては、下記の記事に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事では、それぞれのコンテンツの概要を整理させていただきましたが、各項の部分にあるリンクを辿っていくとさらに詳しく作成方法やポイントを整理させていただいてますので、ぜひ参考にしてください!

コンテンツマーケティングの全体を整理した記事は下記をご覧ください。

 
さらに、このページで紹介したコンテンツを整理してコンテンツマーケティングの流れを作成する場合は、下記を参考にしてみてください。