現在、ショッピングサイトにおいて主に利用されているインターネット広告は下記の4種類が中心となっています。
リスティング広告 | 検索エンジンの検索結果に表示される広告 メリット:クリックされなければお金が発生しない デメリット:競合の多いキーワードだと費用が高い |
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ディスプレイ広告 | 広告枠にテキストやバナーを掲載 メリット:細かくターゲットを絞れる デメリット:クリックされにくい |
ソーシャルメディア広告 | SNS上での広告 メリット:細かくターゲットを絞れる デメリット:SNSを使用しているユーザーにしか届かない |
アフィリエイト広告 | ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を使用して掲載 メリット:すぐに始められる デメリット:効果が出るのに時間がかかる |
ネットの広告ではただお金をかければ良いというものではありません、格安で取り組める事もあります。
自社のサイトを頭に置きながら、ベストな広告手段を選択しましょう。
下記から、もう少し詳細を見てみましょう。
「ネット広告を試してみたい。どんなものか知っておきたい。どんな種類があるか」そんな声にお応えできる内容になっております。
1.ネット広告種類別効果
1-1.リスティング広告
リスティング広告とは、YahooやGoogleのような検索エンジンの検索結果に表示される広告のことです。
では、リスティング広告のメリットとデメリットを見てみましょう。まずメリットとしては、
・ユーザーが打ち込む検索ワードに対して広告を出せる。(ニーズに合わせる)
・クリック課金という料金体系を取っているので、クリックされなければお金が発生しない。低予算から始められる。
・配信開始、修正、出稿停止の手続を簡単に行うことができる。
デメリットとしては
・ニーズが明確でコンバージョン率も高いものは1クリックあたり数千円の課金が発生するキーワードも存在する。
・管理画面の操作方法や入札基準など、事前に知っておかなければいけない知識も多いので、運用が大変な面もある。
弊社では、「リスティング広告管理・代行」も行っております。
同じ費用を払うのでも、より効果的な広告運用・管理をしたいとお考えの方は下記をご覧ください。
参考インターネット広告事業
1-2.ディスプレイ広告
始まりは、サイト上の広告枠にテキストやバナーを掲載出来ると言うだけでしたが、最近では、表示対象が細かく設定できたり、動画の広告配信が出来たり、出来る事は多くあります。
ディスプレイ広告の特徴として、一度サイトに来たユーザーをリスト化し、リスト別に広告を配信する事が出来ます。
Googleは「リマーケティング」、Yahoo!は「サイトリターゲティング」があります。
そしてサイトが持っているコンテンツをターゲティングしたり、ユーザーの興味関心をターゲティングする方法もあります。
Googleでは「コンテンツターゲット」、Yahoo!では「インタレストマッチ」があります。
ディスプレイ広告はリスティング広告では獲得出来ないユーザー層への接触にとても有効な広告です。
リスティング広告と一緒に実施する事で、広告の成果を更に上げる事が出来ます。
1-3.ソーシャルメディア広告
最近ではSNSは一般的になり、多くのユーザーが集まる場所として認知されています。そしてSNS上での広告、つまりソーシャルメディア広告も一般的になっています。
各サービスによってターゲティングの方法など違いがありますので、しっかり把握しておいた上で、広告を載せる事を進めます。
1-4.アフェリエイト広告
アフィリエイト広告は、通常はアフィリエイト広告を掲載したい媒体を束ねているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)というサービスを使用して掲載を行います。
ASPを提供している会社は複数あり、アフィリエイターは登録が無料で、審査さえ通れば、出稿されている広告の中から好きな広告を掲載できます。
一方、広告主もアフィリエイターに掲載してもらうようASPに出稿を行います。つまりアフィリエイターに選ばれて初めて広告掲載が始まります。必ず掲載が出来るわけではないことと、基本ASPに登録しているだけでお金が発生するので、自分のサービスが、アフェリエイト広告に向いているのか吟味する必要があります。
2.広告料金について
1.期間中の広告表示を保証するタイプ
- 方式:広告の表示を期間で保証するタイプ
- 料金例:1週間10万円、1ヶ月50万円など
- 特徴:期間保証の場合にはクリックされなくても、想定された回数表示されなくても広告料金を支払わなければいけないというリスクがある
2.広告の表示回数を保証するタイプ
- 方式:希望する広告表示回数を一定期間中は実行するよう保証する
- 料金例:100万回広告を表示させて100万円など
- 特徴:表示回数が保証されている分、思ったよりも広告が表示されないというリスクがない
3.クリックを保証するタイプ
- 方式:希望する回数のクリックが実行されるまで広告を掲載する
- 料金例:1000回のクリックが実行されるまでの額100万円など
- 特徴:広告のクリック回数が保証されているため、思ったよりもサイトへの流入がなかったというリスクを防げる
4.クリック課金タイプ
- 方式:クリック1回の単価が決められ、クリックされた回数によって料金が変わる
- 料金例:クリック単価100円で1000クリックの場合は10万円
- 特徴:最低発注量が決まっていない限りは低予算から広告出稿をできる
5.成果報酬タイプ
- 方式:購入や契約など成果がありしだい課金が発生する
- 料金例:1件につき3000円の成果報酬が30件発生したので9万円など
- 特徴:目的が達成された場合のみに広告掲載料を支払えばいい為、最も費用対効果を合わせやすい。
6.動画再生回数を保証するタイプ
- 方式:動画の再生回数を一定の料金によって保証する
- 料金例:500回の再生を保証するのに5万円など
- 特徴:最後まで再生されたものを「1回」とするなどメニューによって内容が異なる
7.メール配信の通数に応じて課金するタイプ
- 方式:メール1通における単価が決められており、それをいくつ配信するかで額が変わる
- 料金例:単価10円のメールを1万通配信するのに10万円など
- 特徴:ターゲットの絞り込みも可能なので、状況に応じて最終的な金額が変わる
3.インターネット広告の歴史
2000年代前半までは、こちらからの広告アクションが取りづらく、個別にターゲティングをする事はインターネットのみでは難しかったです。
ですが、Googleなどが開始したリスティング広告によって、“検索結果”に対して広告を配信する「行動ターゲティング」や、ユーザーの自らの興味関心が反映される“検索キーワード”が採用され、注目を浴び始めます。
それに続くように、Cookieをもとにした行動履歴データの特徴から「どんな人に広告を出すか」をターゲティングすることが可能になった。
さらに、過去のサイト訪問者に対してバナー広告を配信して再来訪を促すターゲティングが出てきます。
現在ではただサイトに戻すのではなく、離脱ユーザーがどのような商品を閲覧したかという情報を付加して該当の商品ページにまで誘導するターゲティングも出現してきています。
4.新しい広告手法
上記のディスプレイ広告などは、ユーザーは広告だとすぐ認識してしまい。そもそもバナーをクリックしないという人が増えています。
ユーザーのリテラシーの向上でおきた変化です。それに対応するべく広告の出し方も進化しています。その一つが、ネイティブ広告と呼ばれるものです。
ネイティブ広告とは、「通常の掲載面に広告を自然に溶け込ませることで、ユーザーにコンテンツの一部として見てもらう事。広告のストレスも減る。」ことを目的とした広告です。
その他には、動画を使ったアプローチや、インタビュー記事のような形でPRする場合もあります。日々広告の種類は変化して行きますので柔軟に対応したいところですね。
5.無料でもっと集客したい方へ
今回はインターネットにおける広告らしい宣伝の仕方を書きましたが、それが全てではありません。
お金を掛けずに個人、企業問わず検索でヒットさせ集客を実現させる事もできます。
その方法は「コンテンツの充実」です。
コンテンツマーケティングを考える
最近ではコンテンツマーケティングについて調べると、たくさんの記事が検索にヒットするようになりましたが、その中のほとんどの方が「ブログ」での情報発信方法を書かれています。これを見るユーザーの方も「ブログさえやっていれば間違えない!」っと思い込んでしまっている方も多いのではないでしょうか?
しかしコンテンツマーケティングには、ブログでの情報発信以外に、扱うコンテンツの種類は実に様々なものがあります。
ここでは詳しい内容は書きませんので、下の「コンテンツマーケティングの教科書」PDFを無料ダウンロードしてほしいです。
実践すれば、小さな企業が大企業に方を並べる事だって出来ます。
まとめ
インターネット広告は、テレビCMや新聞広告などの広告と違い、狙った顧客へ広告を表示できることが強みです。
Web広告で成果を上げるためには、ターゲティングや誘導するアクションを設計して、数字に基づく改善を重ねるという一連の流れを準備しておくことが大切になります。
今回の記事をとっかかりとして、どのようなやり方で広告を出せば効果があるのかを考えていただけたらと思います。
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