「Broken Link Checker」は、WordPressで作成したリンクを検知して、「リンク切れ」がないかどうかを確認してくれるプラグインです。「リンク切れ」を手作業でチェックするのは、記事数が膨大になればなるほど手間がかかります。そしてSEOに対しても良くないです。「Broken Link Checker」は自動で「リンク切れ」を確認し該当があれば通知してくれますので、入れて置いたら便利なプラグインです。
1.Broken Link Checkerのインストール
まずはプラグインをインストールしましょう。プラグインのインストールはダッシュボードからアクセスして変更する方法と、サイトから配布されたプラグインをダウンロードし、FTPでサーバーにアップロードして適用する方法があります。ここではダッシュボードからアクセスして変更する方法を紹介いたします。簡単な手順でプラグインを追加することができます。
まずダッシュボートから「プラグイン」「新規追加」の順でクリックします。
上の画面が表示されたら、検索欄にBroken Link Checkerと入力し、プラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリックしてください。
プラグインがインストールされたら、「プラグインを有効化」をクリックしてください。以上でインストールは完了です。とっても簡単ですね。
2.Broken Link Checker の使用方法
WordPress管理画面の[設定]に、[Broken Link Checker]メニューが追加されますので、それをクリックしてください。オプションが開きました。タブを見てください。
- 一般:
リンクエラーの確認や、チェックを何時間ごとに行うかなどの設定 - リンクチェック対象:
チェック対象(投稿、ページ、コメントなど)の選択や、チェックする記事の状態(公開済み、下書きなど)の選択 - リンクチェック種類対象:
リンクの種類(HTMLリンク・画像、YouTubeの動画など)の選択や、除外リストの設定 - プロトコル & API:
リンクチェックに使用するHTTP・APIの選択 - 高度な設定:
タイムアウト(リンク読み込み時間)の設定や、サーバーの負担制限の設
Broken Link Checkerでは5つの設定が出来ます。1つずつ基本的な設定方法を見ていきましょう。
2-1一般設定
- 「各リンクをチェック」 の項目にて何時間毎にリンク切れをチェックするかを指定できます。
- 「メールで通知」 リンク切れが見つかった場合にメールにて連絡を希望するかどうかです。希望する場合は「新たに検出されたリンクエラーに関してメール通知を受ける」にチェックをした上でメールアドレスを入力して下さい。メールアドレスを省略した場合はブログの管理人のメールアドレスへ送信されます。
- 「リンクの調整」 リンク切れが見つかった場合に見た目を変えるようなスタイル設定を行うかどうかです。デフォルトではリンク切れが見つかった場合は取り消し線が表示されるスタイルが設定されています。他のスタイルを設定したい場合には「CSSを編集」をクリックして設定したいスタイルを記述されて下さい。
2-2.チェック対象の設定
チェックの対象として「投稿」「固定ページ」「ブログロール」「コメント」「カスタムフィールド」について指定できます。また記事がどの状態の時にチェックの対象とするのかについて「公開済み」「予約済み」「下書き」「保留中」「非公開」について指定できます。
2-3リンク種類チェック対象設定
「リンク種類チェック対象」タブを開くとチェック対象となるリンクの種類を設定できます。
2-4プロトコル&APIの設定
リンクチェックに使用するAPIを設定できますが、基本はデフォルトのままで大丈夫だと思います。
2-5高度な設定
「高度な設定」タブにはリンク切れと判断するためのタイムアウトの時間設定やサーバの負担の最小の量、またリンク切れの状態をリセットして最初から全てやり直すためのボタンなどが用意されています。こちらもデフォルトで基本問題ないと思います。以上で設定は完了となります。
3まとめ
ウェブサイト運営で特に気をつけたいことの1つにリンク切れがあります。リンク先のページが移転した、間違ったURLを指定した、閉鎖した、ページが統合されたといった理由でリンク切れは頻繁に存在すると思います。そしてSEOの観点からもサイト評価を落とすと思われます。Broken Link Checkerを使ってそのような事を防ぎ、ユーザーにも優しく、SEOも対策できるサイトを制作していきましょう。
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