コンテンツSEOに使える目的別SEO・キーワード調査ツール9選!

コンテンツ記事を作成してSEOで検索エンジンの上位表示をしてホームページへの集客を増やす施策を「コンテンツSEO」といいます。

検索上位表示を目指すための記事を作成する際、適当に記事を書いてもホームページへの誘導は増えません。

ホームページでの誘導の目的を考え、その目的を達成するために有効なキーワードであるか。
また、そのキーワードで記事を書いて、上位表示されやすいか。競合他社が多く上位表示が難しいことなども考えられます。

今回の記事では、効果的にコンテンツSEOを進めるために、効果的に利用できるSEOツールを目的別に紹介させていただきます。

「関連ワード」や「サジェストワード」を知りたい

コンテンツを作る際、まず最初に必要なのは「どのようなキーワードで記事を書くと良いか」を知る必要があります。

そのキーワードは実際に検索されていないと意味がありませんので、その「実際に検索されているキーワード」を知るためにはこれらの「関連ワード」や「サジェストワード」を知るためのツールが必要になります。

「関連ワード」とは
あるキーワードを起点とした複合キーワードのことを言います。
例えば、ホームページ制作会社を探しているユーザーが「ホームページ制作」と合わせて検索している2つ目以上のキーワードとの複合キーワードです。

「サジェストワード」とは
ある検索キーワードでGoogleで検索した際に「○○に関連する検索キーワード」と出てくるキーワードですね。
実際に下記のようにGoogleで検索されている複合キーワードが表示されます。

「ホームページ制作」と検索した際のサジェストワードの表示例

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)


サイトhttp://www.related-keywords.com/

筆者も良く利用しているツールです。
実際に使ってみると下記のように表示されます。

上記は「ホームページ制作」で検索した表示例です。
①「サジェストワード」が表示されます。
②「関連キーワード」が表示されます。
③検索した「サジェストワード」と「関連キーワード」がすべてコピペできます。これ便利です。
④「Yahoo!知恵袋」「教えて!Goo」の質問掲示板での、実際の質問が閲覧できます。実際のユーザーの悩みを解決するコンテンツがSEOとしても評価が高まりますので、実際のユーザーがどのような悩みを、どのようなキーワードを使って解決しようとしているかが分かる、とても有益なコンテンツです。
⑤「中古ドメイン」が表示されます。これからそのコンテンツでのブログやメディアを作っていきたいという方に有益な情報です。

グーグルサジェスト キーワード一括DLツール


サイトhttps://www.gskw.net/

こちらもGoogleでのサジェスト機能を利用して「サジェストワード」と「関連キーワード」を抽出できるツールです。
実際に使ってみると下記のように表示されます。

上記は「コーヒー」で検索した表示例です。
①「コーヒー」に続くキーワードの頭文字検索ができます。
 「コーヒー 豆」の関連キーワードを調べたい「ま」をクリックすると、そのキーワードを見ることができます。
②検索結果をCSVで一覧をダウンロードできます。下記のようなCSVを入手して、コピペして資料を整理するときにも便利ですね。

③「サジェストワード」と「関連キーワード」が一覧で表示されます。
さらに多くのキーワード、例えば「コーヒーメーカー」関連のキーワードで「コーヒー メーカー 〇〇」というキーワードはどのようなものがあるのかを調べたいときは、下記のようにそのキーワードをクリックすると一発でみることができるのでとても便利ですね。

Ubersuggest


サイトhttps://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

『「関連ワード」や「サジェストワード」を知りたい』の項目に含めましたが、その他にもいろいろ調べることができる優れものツールです。
実際に使ってみると下記のように表示されます。

上記は「セキュリティ」で検索した表示例です。
①実際の「セキュリティ」の検索ボリューム
「SEO難易度」:オーガニック検索上位表示の難易度
「有料難易度」:リスティング広告掲載の際の競合の多さなどによる難易度
「クリック単価」:リスティング広告を実施した際のクリック単価
またSEOでの検索トップ20に入る確率が分かります。

②1年分の検索ボリューム月間推移がわかります。

③キーワード候補が分かります。
この部分が「サジェストワード」「関連ワード」が分かる部分です。
更に「キーワード候補をすべて見る」のボタンを押すと、下記のような表示になり150のキーワードの検索ボリューム等をひと目でわかるようになります。

③SERP分析がわかります。
「SERP分析」とは、「Search Engine Result Pages」の略で、検索エンジンの検索結果ページの分析の事です。
上記の検索結果で更に「全検索結果ページを見る」をクリックすると、下記のような表示になり「セキュリティ」での検索結果ページの競合サイトの状況が分かるようになります。

「類義語」「共起語」を知りたい

実際にサイトのテーマが決まっていても、「具体的なキーワードが思い浮かばない」という方に有効なツールです。「類義語」「共起語」として自社のテーマに合ったキーワードを知ることができます。

「類義語」とは

同一の言語体系のなかで、語形は異なっていても意味の似かよった二つ以上の語。「ホテル」と「旅館」と「宿屋」、「あがる」と「のぼる」、「きれいだ」と「うつくしい」などの類。広義では「同義語」も含まれる。類語。
引用:三省堂 大辞林より

「共起語」とは
特定のキーワードが出た時に、その周辺にある出やすいと考えられるキーワードの事です。
例えば「旅行」で検索した場合は「ツアー」「ホテル」「温泉」などのキーワードが共起語です。
旅行で記事を作ろうと思った時に、記事の中に表示されそうなキーワードということになります。

weblio類語辞典


サイトhttp://thesaurus.weblio.jp/

こちらはその名の通り「類義語」を知りたいときに利用する有名なサイトです。
実際に使ってみると下記のように表示されます。

上記は「旅行」で検索した表示例です。
①「旅行」の類義語が表示されます。

キーワードが思い浮かばないときにはとても使えるツールですね。
更にこの類義語の検索ボリュームなどを調べていくとお宝キーワードが見つかるかもしれません。

共起語検索


サイトhttp://neoinspire.net/cooccur/
「共起語」と聞くと耳慣れない言葉かと思いますが、このツールで一発で表示させることが可能です。
実際に使ってみると下記のように表示されます。

上記は「ロボット」で検索した表示例です。
①「ロボット」の共起語が表示されます。

キーワードの「検索ボリューム」「傾向」を知りたい

Googleトレンド


サイトhttps://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
こちらは、検索キーワードがこれまでどの程度調べられてきているかを調査する事ができるツールです。
検索エンジンGoogleの公式のツールですので、その数値も信頼性がありますね。
実際に使ってみると下記のように表示されます。

上記は季節により大きく変動がありそうな「花火」「花見」で検索した表示例です。
①にグラフで検索ボリュームの推移が表示されます。
また上記のように複数のキーワードを見比べて、検索ボリュームにどの程度の差があるかなども把握することが可能です。

上記は1年間の推移が表示された例ですが、期間を指定して調べることも可能です。
通常はウェブ検索ですが、ニュース検索や画像検索でのボリュームの推移を見たり、更には国を指定して推移を把握することもできる優れものツールです。

Googleキーワードプランナー


サイトhttps://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP

コンテンツSEOのツールとして最も利用するツールといっても過言ではないかもしれません。
実際の検索ボリュームを数値で把握するために利用するツールです。
この「Googleキーワードプランナー」はGoogle広告を利用者向けのツールですので、Google広告へのアカウント登録が必要です。
広告を利用しなくても、アカウント登録までは無料でできますので、ぜひ実施してみてください。
参考GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)アカウントの作成方法

実際に使ってみると下記のように表示されます。

①に具体的な数値で検索ボリュームが表示されます。

コンテンツSEOで狙うキーワードは、実際にユーザーに検索されていないと意味がありません。
更に検索数が多ければ多いほど、上位表示された際のホームページへの誘導数が見込めます。
Googleキーワードプランナーを利用して効果的なキーワードを見つけましょう。

参考Googleキーワード プランナーの使い方(検索数調査方法)

競合サイトの状況を知りたい

アクセス状況を知るなら「シミラーウェブ」


サイトhttps://www.similarweb.com/ja

競合サイト調査ツールとして有名なシミラーウェブですが、無料版でも結構使えます。
実際に検索してみると下記のように表示されます。

上記は弊社運営「サイトサイバーセキュリティ.com」を調べてみた結果です。これだけを見ても、
トラフィック概要として「合計訪問数」「平均滞在時間」「訪問別ページビュー数 」「直帰率」等を把握出来たり、
「国別トラフィック」参照元として「トラフィックソース」や「検索エンジン」からどのようなキーワードで誘導が多いかがざっくりと把握できます。

競合と思われるサイトがどの程度のアクセス数か。またどのようなキーワードで誘導が図れているかなどを調べる時に適してますね。

SEOの状況を知るなら「SEOチェキ」


サイトhttp://seocheki.net/

SEOに関する指標を調べる競合サイト調査ツールです。
実際に検索してみると下記のように表示されます。

上記は弊社運営「サイトサイバーセキュリティ.com」を調べてみた結果です。

調査できる項目としては下記があります。
基本チェック項目

  • title・meta description・meta keywords・h1タグ
  • 発リンク数(内部リンク・外部リンク)
  • 最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
  • Alexaランキング
  • Google・Yahoo!のインデックス数
  • 利用ホスト
  • ドメインの登録年月日
  • 各ディレクトリの登録状況
  • Facebookの「いいね!」の数
  • ソーシャルブックマーク登録数

追加チェック項目

  • 検索順位
  • キーワード出現頻度
  • 発リンク一覧
  • Whois情報
  • HTTPヘッダ情報

SEOの要素として重要なものばかりが、検索窓にURLを入れるだけで一発で表示されます。
競合他社の状況などを把握する際にはぜひ使ってみてください。

まとめ

検索キーワードに関してだけみても検索ボリュームだけでなく、関連キーワードや類義語共起語など、たくさんのツールがありますね。
さらにはSEOは相対評価ですので、他の競合サイトと比較して自分のサイトが良い評価を得なければいけません。そのためには競合分析も重要です。

上記で整理したツールのうち、自分で使いやすいと思うツールを利用してコンテンツSEO・記事作成を実践してみましょう。

もし記事制作が面倒くさいとか、もう少し具体的なことを知りたいという方は、弊社で相談も承っておりますので、ぜひ下記ページもご覧ください。
>株式会社シーズ・クリエイトのSEO事業