
よく勘違いしてしまい、使い分けがわからなくなってしまう人がいるので、「メルマガ」と「ステップメール」の使い分け、さらにはそれぞれの配信のコツを一度整理しておきましょう!
目次
メルマガ
メルマガ(和製英語:mail magazine)は、発信者が定期的にメールで情報を流し、読みたい人が購読するようなメールの配信の一形態。MM、メルマガと略されることも多い。(Wikipedia 更新日時:2014年3月16日)
まさにこのような配信形態のことを言います。 企業や個人が、読んでもらいたい情報をメールにして配信することです。定期的でもありますし不定期でもあり、配信頻度などは発信者側で自由に決められるものです。
「メルマガ」配信の目的
顧客との関係性を築くために、ユーザに受け入れてもらいやすい形式がメルマガです。
「メルマガ」の利用用途
商品やサービスの情報を織り交ぜつつ、最新の情報ユーザに告知をする。 登録したユーザとの交流を図り、もっと発信者側に興味・親近感を持ってもらうことができます。おもにユーザとの信頼関係の構築がメインの目的となると考えています。 さらにユーザにとってお得な情報を配信して、集客等に使うことも可能です。
利用が効果的な業種例
- 飲食店・サロン・店舗系サービス経営者の方 リピートしてもらうためのキャンペーンなどのお得な情報を配信することが効果的です。
- ショッピンサイト運営者の方 新規商品やサービスについてはもちろんのこと、期間限定のキャンペーンなどをお知らせして、思い出してもらいサイトに訪問してもらう為に利用可能です。メルマガ自体がWeb上での利用のものとなるので、ショッピングサイトでの利用は相性がとても良いです。
- 学校・学習塾・PTA・町内会関係者の方 関係者全員にメールを送る際に利用すると手間が省けますね。 例えば、学校の全クラス分のメルマガを作成してそれらを各担任が管理したり、PTA役員や町内会役員を地域別に管理することも可能です。
「メルマガ」の成功に必要な条件
質の高いコンテンツ
メルマガの質が高い必要があります。 あなたがターゲットとしているユーザが欲している情報を配信する必要があります。 「こんなに良い情報を無料でもらって良いの?」っと思わせるくらい、有益な情報を配信しましょう。
接触頻度(配信頻度:コンテンツの量)
これは多い方が良いのか、時々忘れられる前に配信した方が良いのか、、、昔から議論されてきたものでありますが、ユーザに共感を得るためには、なるべく回数が多い方が良いでしょう。 人は、接触頻度が多いほど相手に親近感を感じる傾向があります。 また、「あまりしつこく送ると嫌われるのでは?」っと心配する人も多いかもしれませんが、それは全く逆です。 その程度で離れていってしまう人であれば、その後読者として残ってくれていたとしても、あなたの顧客になる可能性は低い人であると言えます。 また、それでも残ってくれる人というのは、濃いファンとなってくれており、その後メルマガの効果も高い反応率が得られる事になるのです。 接触頻度、配信頻度はなるべく多い方が良いでしょう。
コピーライティングスキル
コピーライティングというスキル。コトバで人の心を動かせるようになれば、あなたはメルマガからいくらでも仕事につなげる事が出来るようになるでしょう。 簡単に人の心を動かしやすいポイントを整理すると「ベネフィット」「緊急性」「期間・数量の限定性」この3つを抑えた文章を書くと効果が得られやすいと言われています。
ステップメール
ステップメールとは、下記のように事前に設定しておいたメールを決まった日にち、時間に送信されるメール配信の方式になります。

メルマガと同じようにメールの配信を行うものですが、予め設定しておき決まった内容をイチから配信していくという部分で、通常のメルマガとは配信方法が違うものになります。 一度設定をしておくと、登録したユーザに自動的に配信されるため、ユーザを自動的に成約まで導くツールと言っても過言ではありません。 売上を上げるためにはとても効果的なメールマーケティングの手法になります。
「ステップメール」の利用用途
徐々に相手に学習をしてもらうような内容を配信していくものによく使われます。 例えば、サービスに関するノウハウ的なものを「無料セミナー」として登録を促し新規顧客獲得につなげることは効果的な手段です。ノウハウ的な内容を配信することによりサービスに関する顧客教育を行えるツールであると思って下さい。
利用が効果的な業種例
- 士業・コンサルタント業・セミナー/講師業の方 無形の商品・サービスをビジネスとしている方が、ノウハウ的な情報を学習してもらうために効果的です。 例えば、Webでの売上アップをサポートするWebコンサルタントの方が「Web集客の14日間集中育成プログラム」などを実施して新規顧客獲得につなげるなど。
「ステップメール」を成功に導くコツ
到達してもらいたい目的から逆算して構築
例えば5通のステップメールを構築する場合、ユーザの方が5通目を読み終えたときに行動してもらいたい内容を考えて5通目から構築をしていく必要があります。 5通目を読み終えた段階で、何か購入してもらいたいのか、サービスに対してお問い合わせして欲しいのか、この結果を意識てい構築しましょう。 その為には、1通目から2通目3通目となったときに、どのように心の変化をさせていくのか、ユーザの気持ちになって考える必要があります。
一貫性のある情報の配信をする
ステップメールとなると、設定により何通でも書く事が出来ますが、いろいろ伝える事が出来るノウハウは炊く差なると思いますが「あれも伝えたい」「これも伝えたい」、、、っと話題を拡散させないようにしましょう。 話題が拡散してしまうと、読者の方の頭の中がゴチャゴチャになってしまいます。 読者の方々にあなたが求めるゴールに向かってもらうために一貫性のある情報提供が必要不可欠です。
時にはストーリを語る
あなたのストーリーでも良いですし、成功事例等でも良いでしょう。 人は「共感」を得ないと、サービス・商品を買ってくれません。その「共感」を文章だけで得るためには、ストーリーが必要なんです。 あなたがどのように思ってそのサービスをしているか、ターゲットとなる読者の気持ちになってストーリーを語る事が「共感」を得るための重要なポイントです。
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