メールマーケティングを実施している方は多くいますが、ただただメールを配信しているだけになっていませんか?メールを配信しているだけで満足していないでしょうか?
なるべくたくさんの効果を得るためには、そのメールを読んでもらわなければ意味がありません。
「読む=開封」メールの開封率が重要です。
今回はそのメールの開封率を上げるポイントを整理したいと思います。
届いてメールを読もうと思うポイントは?
色々な調査がありますが、株式会社ラスクさんの調査結果では、メルマガを読むかどうかの判断基準は下記のようになっています。
- 44.6% 件名(タイトル)
- 34.1% 本文の出だし部分
- 28.1% 送信元
まずは送られてきたメールの送信元を見て、クライアントなどの取引先からのメールであれば確実に開封しますよね。でもそれ以外のメールは、件名(タイトル)、本文の冒頭部分を見て判断しています。
上記の結果では、44.6%の人の判断基準が件名(タイトル)にある事が分ります。
「どのような懸命であると良いのか?」は、自分にとって読む事で得られるメリットがあるかどうかという事になるかと思います。
メリットとは、「自分の欲求を満たしてくれるものか?」「自分の不安や恐怖を解決してくれるものか?」ですね。
件名を考える時は、この2つのポイントを考えながら作成する事が、開封率アップにつながりそうである事が分ります。
では、具体的にどのような件名にすると良いか、下記に整理してみました。
1.14文字以内の部分でメリットが分るように
メールは、メーラーでチェックする人が多いと思います。メーラーとはOutlookやFirefoxなどのメールソフトの事ですが、そのようなソフトの場合、20文字程度で件名がきられて表示されてしまいます。
また最近ではスマホでもチェックする人が多いと思いますが、その場合は、14文字程度の場合が多いようです。
それらの文字数で言いたい事が伝えられる様な件名にすると同時に、ユーザーにとってのメリットが伝えられる様な件名に工夫しましょう。
2.「緊急性」「限定性」を伝える
「緊急性」であれば、『本日限り』『残り3時間』など時間的な期限を設けることです。
「限定性」は『残り10名』や『会員限定』などの制限を設けること。
これらを意識することで、心理的に失う恐怖を感じると人は行動を起こしやすくなりますので、「その時間を逃してしまうと入手できない!」っと思わせることで、読んでみようと思い開封率が上がると言えます。
3.件名で数値を使ってメリットを伝える。
件名を上手く作成することで、開封率が2倍へと跳ね上がったという事例はたくさんあります。
どのように工夫をするのかというと、読んでくれているユーザーにとってのメリットを伝える事が重要です。
人が行動をする時の要素は2つしか無いと言われています。
その2つとは、
「痛みを避けるため」
「快楽を得るため」
たったこの2つです。
「あなたにとって、 あなたの
こういう悩みを解決できますし
こういう快楽を得る事ことができます」
という事を件名で伝えられれば読みたくなりますよね。
それを伝える際に数値を使って
表現すると伝わりやすいのです。
例えば、
「メルマガの開封率を上げる方法」
と伝えるよりも
さらに具体的に
「メルマガ開封率を2倍にする3つのポイント」
と伝えた方が、
「具体的なやり方が分りそう」
「自分でも出来るかもしれない」と
思ってもらえ易いすよね。
まとめ
このようにメルマガ配信の際にやるべき事は、
タイトルだけを見ても努力の“しどころ”がたくさんあります。
まずは出来るところから、
「14文字以内の部分でメリットが分るように」
「「緊急性」「限定性」を伝える」
「件名で数値を使ってメリットを伝える。」
この3つの部分に注意して
件名(タイトル)の作成に取り組んでみましょう。
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