小さなショッピングサイトが生き残る道。「唯一化」だけで本当に生き残れる?

みなさん、こんにちわ。
先日の誕生日に、母親から美木 良介さんプロデュースの
『ドリームベルト』をプレゼントされた希です。
母親にも痩せなさいって言われているんですね。
頑張ろうっと。。。
さて、前回私はショッピングサイトの生き残りには「唯一化」が必要です。とお伝えしました。
今回は、「唯一化」を実行しただけで、本当にショッピングサイトが生き残っていけるのか、お伝えしていきましょう。
今回は『ブラックジャックによろしく』の無料素材を使わせていただきました!
読み終わるころにはきっと、漫画読みたくなってますよ!

1・「唯一化」すれば売り上げが伸びる?

「唯一化」すれば売り上げが伸びる?
残念ですが、「唯一化」をしただけでは売り上げは上がりません。
「唯一化」の他にもやることがあるんです。

2・「唯一化」の前にやること その1 【市場調査】

「唯一化」の前にやること その1 【市場調査】
前回の缶詰販売の専門店の部分で、薄っすら触れていることなのですが、、、
「唯一化」の前に、取り扱っている商品の市場性(需要)がどのくらいあるのかを調査することが重要です。
とっても「唯一」すぎて、需要がなさすぎてもショッピングサイトとしての本来の目的は果たせないでしょう。
「唯一化」と「市場性」のバランスが取れるように、販売する物の内容や適性価格も考えましょう。

3・「唯一化」の前にやること その2 【ペルソナ設定】

「唯一化」の前にやること その2 【ペルソナ設定】
これも前回薄っすら触れたと思うのですが、まずはターゲットが明確であること。
これは大前提です。
これは実店舗だろうが、ネット販売だろうが、何かを ”売る” 時には必ず決めるものです。
だから、こんな事はショッピングサイト云々の以前から、販売に携わる仕事をしている人にとっては当たり前の事であり、その場所が実店舗からネット販売に変わったとしても同じ事なのです。
さらに言えば、ネット販売においては、細かい設定がされていればいるほど、売り上げが伸ばしやすくなります。
このことを踏まえて、架空のお客様の人物像のことをペルソナと言ったりするんですね。
ペルソナの設定については、私の上司の角田が以前詳しくコラムを書いていますので、そちらを参考にしながら是非設定してみてください。

4・「唯一化」の前に考えること その1 【ターゲット顧客の動向】

「唯一化」の前にやること その3 【ターゲット顧客の動向をイメージ】
ペルソナ設定をしたら、その人物像がどのようにあなたのショッピングサイトを利用するのか、イメージしてみましょう。
どのようにあなたのショッピングサイトが利用されるのかが見えてきたら、予想される個客の動向に合わせたサイトを構築しましょう。

5・「唯一化」以外に考えること その2 【サイトの構成】

「唯一化」以外に考えること その1 【サイトの構成】
素敵な「唯一化」が出来上がったとしても、サイトの流れがうまく流れていなければ、せっかく売れるものも売れなくなってしまうことがあります。
それを阻止するには、ショップのトップページからサイト全体の流れを考えましょう。
もし、あなたの会社に
『いや、お客様は商品名検索で商品ページから入ってくる人が多いから、トップページはそんなに作り込まなくていいよ。』
という考えの方がいるのであれば、今すぐショッピングサイトの業界から手を引くべきでしょう。
なぜなら、お客様にとって、商品ページだけが買うか買わないかの判断基準ではないからです。
お客様はどんな人が販売しているのか、どんなお店から自分がその商品を買おうとしているのか気になります。
その思いにきちんと応えることができるショップと、できないショップ。
あなただったら、どちらのショップで買いたいですか?
そうゆう事です。

6・「唯一化」以外に考えること その3 【商品ページ】

「唯一化」以外に考えること その2 【商品ページ(LP)】
商品ページは、接客です。
ここを制作する人はもはや制作ではなく、接客業もしくは営業職として制作していきましょう。
ここでしかクロージングはできないという思いで作り上げましょう。
商品ページは、見やすくわかりやすい事は大前提です。
それ以外にも、お客様の知りたい情報がきちんと掲載されていることも大切です。
商品の魅力を最大限までお伝えすると共に、お客様がどんな情報を知りたいのかをイメージし、わかりやすく提示することが大切です。

7・「唯一化」以外に考えること その4 【コンテンツマーケティング】

「唯一化」以外に考えること その4 【コンテンツマーケティング】
最近ではコンテンツマーケティングに力を入れる企業が増えているようです。
では、そのコンテンツマーケティングは成果を上げているのでしょうか?
もし、そうでないのであれば…
そのコンテンツマーケティングのやり方は正しいのでしょうか?
もう一度あなたのショッピングサイトが執り行っている、コンテンツマーケティングの中身をよく確認する作業を行ってみてください。
『コンテンツマーケティング』についてはまたまた、上司の角田が以前詳しくコラムを書いていますので、そちらを参考にしてみてください。

8・SEOも最後にきちんと対策を考える。

SEOも最後にきちんと対策を考える。
「市場調査」OK、「ペルソナ設定」OK、「個客の動向」OK、「サイトの構成」OK、「商品ページ」OK、「コンテンツマーケティング」OK、「唯一化」OK、やるべきことは全てやった。。。
SEO対策はこのように、全てやった一番最後に考えていきましょう。
なぜなら、検索で上位表示されても、中身がしっかりしていなければやはり、顧客を獲得する事ができないからです。
ここでも言える事は、検索で上位表示される事だけが、お客様が商品を買うか買わないかの判断基準ではない。
という事です。
SEO対策が無駄とは言いません。
しかし、それは他にやれることを全てやり尽くした一番最後に、やればいいのです。

まとめ

「唯一化」は確かにあなたのショッピングサイトにとって、強い武器になる重要な事です。
しかし、「唯一化」のみではショッピングサイトが生き残るには、厳しくなってきてしまいます。
他にもショッピングサイトに必要なこと、やるべきことはたくさんあります。
ショッピングサイトを運営する以上、全てにおいて抜かりなくやっていくといいでしょう。
※画像内で使用している『ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰 無料素材』はコチラ(漫画 on web)からどうぞ。