Google が提供するアナリティクスは無料で使える高機能なアクセス解析ツールです。ですが高機能がゆえに初心者ではなかなか使いづらいという難点も抱えています。
ですがアナリティクスを使わなければ、詳細なアクセスに関する分析ができないため、初心者だとしても、どうしてもこのアナリティクスを使いこなしたいと思ってる人は多いのではないでしょうか。
今回はアナリティクスの初心者に向けて、とりあえずこれだけ押さえておけばいいという4つの項目についてご紹介します。
1.サマリー
サマリーの項目は絶対に外せない項目です。左側にあるメニューのユーザーという項目の一番上にサマリーというメニューがあるはずです。そこをチェックしてみましょう。
では実際の画面で確認してみます。
レポート→ユーザー→サマリー とクリック
このサマリーには何が表されているというと、どれだけ自分のWeb サイトに人が来たかどうかを確認することができます。
セッションという数がそこには書かれているのですが、このセッションとはサイトに何人来たかという数です。これを確認するだけで何人アクセスしたのかということが確認できます。
毎日こまめに確認していけば、どのように人数が増えてきたのか、または減っていたのかという推移を確認することができます。
サイトへのどれくらい人が来ているかはまず初めに気になる所ですね。
2.モバイルサマリー
モバイルサマリーというページは先ほどご紹介したサマリーのモバイルバージョンです。
ユーザー→モバイル→サマリー とクリック。
これは先ほどと違い、どのデバイスからアクセスがあったのかということ把握できます。スマホなのかタブレットなのかパソコンなのかこれらを知ることによって、どんな属性のユーザーが自分のホームページを見ているのかということを知ることができます。
「セッションがモバイルばかりですやん、サイトをスマートフォン対応にしよう!」のように役立てる事が出来ますね。
3.チャネル
チャネルという項目も必ず確認しておいた方がいいでしょう。
集客→すべてのトラフィック→チャンネル とクリック。
このチャネルは何が分かるのかというと、どうやって自分のWeb サイトに来ているのかという経緯が分かります。
Google の自然検索からきているのか、それともリスティング広告からきているのか、他のサイトにあるリンクから来ているのか、直接URL を入力してきているのか、Twitter やFacebook などのSNS から来ているのか…などなど。どこから自分のウェブサイトに来たのかははっきりわかります。
- Organic Search=YahooやGoogleなどの自然検索からのセッション
- Direct=ブックマークなどの直接のセッション
- Referral=個人ブログなどの他サイトからのセッション
- Social=TwitterやFacebookからのセッション
- Email=メールマガジンからのセッション
- (Other)=Google アナリティクスで上手く分類できなかったセッション
- Paid Search=検索連動型広告からのセッション
- Display=YDNやAdWordsのディスプレイ広告からのセッション
4.ランディングページ
ランディングページという項目も初心者だとしても欠かせないポイントです。ランニングページとはサイトに入ってくる間口となったページのことです。
※「ランディングページって縦長の販促用ページでしょ?」と思いがちですが、ここでは「サイトへの入口になったページ」と認識しましょう。
行動→サイトコンテンツ→ランディングページ とクリック。
ランディングページとは何がわかるのか?というと、一番最初にどのページを見たのかということがわかるのです。
仮にトップページからアクセスしているのであれば、トップページの動線がしっかりしているということになりますし、トップページ以外から入っていないのであれば、他のページには関連記事などのリンク要素などをつけなければならないという対策方法出ることができます。
まとめ
以上、初心者がアナリティクスを使う上で確認しなければならない4つの項目についてご紹介しました。
アナリティクスは高機能が故に様々な項目がありますが、とりあえず初心者の人は今回ご紹介した4つの項目さえ押さえておけば、十分なアクセス解説ができると言っても過言ではありません。
アナリティクス自体はぱっと見ただけでも結果がよくわかるようになっています。あとはどこの項目をクリックするのかという観点だけなので、今回ご紹介した情報を参考にしていただければ迷うことなくその項目にたどり着くことができるのではないでしょうか。
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