とっても便利なGoogleアナリティクスですが、訪問数だけ見て満足してませんか?
もしくは、もっと詳しく分析したいと思っていませんか?
- 分析してみたけど、改善につながらない…
- Googleアナリティクスの、どこ見ればいいの?
- サイト分析レポート、ちゃんとできてるのかな?
といった方に向けて、
今回は、Googleアナリティクスの「コンバージョン率」について説明しますね。
1.Googleアナリティクスのコンバージョン率とは?
まず「コンバージョン」とはGoogleアナリティクスで言う所で「目標」になります。
コンバージョンはサイトにとって重要な数値になる事は皆さん理解していると思います。しかし、コンバージョン率に関してはどのよな意味があるのかは理解して無い方が多いとおもいます。
「コンバージョン率」とはコンバージョン数を全体のセッション数で割った数値を%で表したものです。
実際に見てみましょう
レポート→コンバージョン→目標→サマリー
2.1セッションに対して1コンバージョン
1セッションに対して、何度コンバージョンされてもコンバージョン数は1とカウントされます。
下の図を確認してください。
セッション1はセッション中に2回ecpacd.jp/conversion1を表示していますが、1セッション中に行われているため、全体のコンバージョンは2回となります。
また、セッション4は2回訪問しているので、全体のセッションは計5回となります。
3.コンバージョン率の目安
3-1.企業名や商品名・サービス名等、独自のキーワードの場合
既にあなたの会社や商品・サービスといったものを検索してくるユーザーがターゲットとなっているため、コンバージョン率は目安として、「10%」以上と考えてください。
「無料」「有料」でも変わりますが、100人来訪して10人がコンバージョン。というラインと考えて良いでしょう。
4-2.「ダイエット」や「転職」等の広いキーワード
この段階ではユーザーは「情報」に価値を置いているので、どれか一つに絞りそのままコンバージョンというモチベーションではない場合は多いです。そのため、コンバージョン率は低い事が多くおおよそ「1%」
4-3.ショッピングサイトのコンバージョン率の平均と目安
以下のような統計となってます。
※参考:カイロスのマーケティングブログ「コンバージョン率の目安と業界別平均値」
※引用元:SEOラボ「コンバージョン率(CVR)とは~平均・計算・上げる方法」
業種 | 平均コンバージョン率 |
コンサルティング・ファイナンス | 10% |
メディア・出版 | 10% |
教育・医療 | 8% |
ソフトウェア・クラウド | 7% |
技術機器・ハードウェア | 5% |
製造業・生産財 | 4% |
旅行・サービス業 | 4% |
小売・EC | 3% |
非営利団体 | 2% |
その他 | 8% |
上記のよう、ショッピングサイトのコンバージョン率の平均は3%程度となります。
ショッピングサイトでは、商品を購入した人数をコンバージョン数とするのが一般的です。
BtoC(コンサルティング・ファイナンスなど)では、購入以外に、登録、問い合わせ等、複数のコンバージョンが発生するため、ショッピングサイトに比べ、コンバージョン率も高くなる傾向です。
まとめ
サイト運営にはコンバージョン率を上げ、売り上げ向上を目指しながら、Webサイト改善することが大切です。
Googleアナリティクスで「コンバージョン率」を正しく確認する事で、改善箇所がわかってくると思いますので、どんどん使い倒しましょう。
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