Googleアナリティクス「ページ/セッション」とは?

とっても便利なGoogleアナリティクスですが、セッション数だけ見て満足してませんか?
もしくは、もっと詳しく分析したいと思っていませんか?

  • 分析してみたけど、改善につながらない…
  • Googleアナリティクスの、どこ見ればいいの?
  • サイト分析レポート、ちゃんとできてるのかな?

といった方に向けて、
今回は、Googleアナリティクスの「ページ/セッション」について説明しますね。

1.ページ/セッションとは

まずはGoogleアナリティクスで見てみましょう。
analitics-page-session
レポート→行動→サイトコンテンツ→ランディングページの順に表示します。
このページではページごとのページ/セッションが確認できます。
「ページ/セッション」とは、1セッション内に表示されたページビューの平均です。
訪問者がだいたい何個のページを見ているのかの平均と考えると良いかもしれません。

  • セッションA  3ページビュー
  • セッションB  4ページビュー
  • セッションC  1ページビュー

上の場合、ページセッションは (3+4+1)÷3=2.67 となるわけですね。

2.多い方が良い?

「ページ/セッション」は回遊率を表すので、多い方が基本的には良いです。
ただ、訪問者がサイトで迷って色々なページに行ってる場合もあるので一概に良いとも言えません。

2.改善方法(回遊率を上げる)

「セッション(訪問者)の数とページビューがほとんど同じ」
この場合サイトに訪れるが、すぐに離れていってしまっている可能性があります。元々1ページで完結するものが多いのでした気にする事はありませんが、そうでない場合は改善策を考えましょう。
では、どうすれば回遊性を高め、ページ/セッションを増やすことができるでしょうか?
それには訪問者が行き来しやすい構造になっていることが大切です。
バナーがバナーとわかりずらかったり、リンクが目立ってなかったり、一見して次のコンテンツがあることに気がつかないと、そこでお客さんは離脱してしまいます。
次のコンテンツへの誘導についてしっかりと確認してください。
具体的には「関連何々」や「人気の何々」などを設置して、他のページへ促しましょう。

まとめ

ページ/セッション数を改善することが出来れば、1人1人のPV数が増えているということになりますので、それだけサイトの質が向上している事になります。
それにページを増やしてページビューを増やすのは大変です。
1000ページビューから2000ページビューに増やしたいと思ったら、ページ数を倍に増やしますか?うーん大変ですね。
ですがページ/セッション数を2から4にあげるのは可能性があると思います。つまり、一回の訪問で2ページしか見ない訪問者を4ページ見せる工夫を施すのです。