Googleアナリティクス「直帰率」と「離脱率」の違いとその改善策とは?

こんにちは。ランディングページを作ってそのページの「直帰率」が高いと、家に帰りたくなる角田(つのだ)です。
今日はWEB解析のレポートを作ってクライアントに報告する際によく聞かれる質問特集!として「直帰率」と「離脱率」の違いを整理させていただきます!

参考【無料】アクセス解析基本用語解説シート

1.直帰率とは?

直帰率とは、閲覧開始ページ(ランディングページ)からサイトを離脱した訪問、つまり1 ページだけを閲覧したセッション数の割合で、セッションの質を評価することができる重要な指標のひとつです(下図参照)。
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1−1.どのような時にチェックする?

広告でのランディングページへの誘導などを行った際に、この直帰率が広告効果改善のための指標になります。

1-2.直帰率を改善する(下げる)には

  • 一般的に直帰率が高い場合は閲覧開始ページのコンテンツと、ユーザーの興味関心との関連性が低いと考えられることから、誘導経路から推測されるユーザーの興味とサイト内容を一致させる。
  • 広告のリンク先ページの場合、直帰率を低く抑えるには、キーワードや広告の内容に合わせてコンテンツを調整する

2.離脱率とは?

そのサイト内のページにおいて、ページに訪れた全ユーザーのうち、そのページを最後にサイトから離れたユーザーの割合を指します(下図参照)。
 
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2−1.どのような時にチェックする?

カートの離脱率などをチェックする際に確実に必要になります。また、サイト全体のユーザビリティの改善を考える際にこの離脱率が指標になります。

2-2.離脱率を改善する(下げる)には

  • 上記の直帰率の改善方法に加え、サイト内のユーザビリティーをアップさせ、他のページへの誘導をアップさせる事が効果的

まとめ

「直帰率」と「離脱率」。
ちょっとした違いですが、何の改善をするのか?その目的によって見る項目が異なってきます。
この2つの利害を理解して、サイトの現状把握・改善に役立てていきましょう!