「平均購買単価」といえばショッピングサイトの運営における売上を計算する式でひとつの重要な項目になります。
その式とは 売上 = 訪問者数 × 転換率 × 平均購買単価 です。
もうこのコラムでは何度も登場している式になりますが、今回は、この中の「平均購買単価」をアップする、簡単にできるチョットした工夫をお伝えしたいと思います。
購買単価アップの方法
(1)セット商品を作成する
商品単体ではなく、お客様の立場に立ってセットで購入したくなるもの、購入するとお得な価格のものなどの商品を開発し、販売すると良いでしょう。
例えば、コーヒー豆だけを単体で販売するのも良いですが、それと一緒に美味しく淹れるためのコーヒーメーカーをセットにしたりする様なイメージです。
同じコーヒー豆でも複数の豆をセットにして売るのも良いでしょう。
コーヒー豆単体で販売していたら1つ売れても1000円とか2000円程度の売上しかならないものですが、コーヒーメーカーをセットにしたり、その他のコーヒーとのセットにする事で、3000円にも4000円にもなるかもしれません。
お客様になってもらうための労力・コストは大変なものですが、そのような購入のタイミングという絶好のチャンスに単価アップのためのセット商品を用意しておくと、売上アップにつながります。
(2)「この商品を購入した人は、こちらの商品も見ています」
関連商品を各商品ページの目立つ位置、例えば購入ボタンのすぐ近くとか、ページの下部にそのような誘導があると興味がわいて見てみたいと思いますよね。
「他の人も見てるなら見てみようかな」そう思わせる様な誘導を設置しましょう。
(3)3つの価格帯を用意する
これはよくいわれる「松竹梅」ですね。
同じような商品でも3つのグレードの異なる商品を用意しておく事により、真ん中の売れるようになります。
例えば1つの商品を販売しようとすると、その商品を「買う」か「買わない」かの選択になりますが、複数用意する事により「どれを買うか」というようになるイメージになまりす。
さらに1000円のものを1つ売るのでは1000円になるのは確実です。
そこを1000円、1500円、2000円で用意すると、1500円のものがよく売れるようになるのです。
これは「一番いいランクを買う程では無いけど、一番低いランクのものは何となく嫌だな」という人間心理をついた単価アップの手法と言えます。
(4)メルマガで気づかせる!
これはテクニックというよりは、基本的なマーケティング手法になります。
メルマガを定期的に配信する事により、お客様との接点を多く持ち、親近感を持ってもらい、何かあったときに思い出してもらう効果が得られます。
この方法であるとキャンペーンなどをお知らせするプッシュ型の営業が出来るため、こちらの売りたい商品が売れるようになります。
いかがでしたでしょうか?
このように購買単価アップの方法は色々ありますし、いますぐにでも始められるものばかりです。
WEBでの売上アップに悩んでいる方は、是非こちらの内容を参考に実施してみましょう。
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