こんにちは。koyamaです。
以前【Googleサーチコンソールを活用!よくあるURLエラーの対処法】の記事で、エラーについて少し書きましたが、他にもWEB担当者が覚えておくべきステータスコードがあるようなので…
調べてみました。
これさえ覚えておけば、エラーが出たってこわくないですよ!
そもそもHTTPステータスコードとは?
HTTPステータスコードとは、WebブラウザやGoogleクローラーがURLにアクセスした際に受け取るレスポンスのことを指します。
- そのURLが通常に作動しているのか
- 異常をきたしているのか
- どんな異常なのかを
などを判断することができます。
異常があるまま放置しておくと、クローラーがWebページにアクセス出来ない状態が続き、SEOにも悪影響をきたす可能性があります。
HTTPステータスを正しく理解し、Webサイト運営に役立てましょう!
HTTPステータスコードの確認方法
ページがどのようなHTTPステータスコードを返しているかは、Googleサーチコンソールで確認することができます。
ログインし、左サイドバーの【クロール】内に【クロールエラー】という項目があります。
ページがエラーコードを返している場合は、クロールエラー内にまとめて表示されるようになっているので、しっかりとチェックしておきましょう。
覚えておくべきHTTPステータスコード
401|Unauthorized(認証が必要)
認証が必要なページにアクセスした際に出てくるコードです。
会員ページや管理画面へのアクセスした時、もしくは認証ダイアログ表示時に誤ったID、パスワードを入力すると返されるコードです。
403|Forbidden(無効な処理)
ページはあるものの、処理自体が無効である場合に表示されます。
(401コードとも似ているのですが、アクセス権が与えられていないページへのアクセス時に出てきます。)
403コードがあってもSEOには影響がないと言われています。
しかし、内部リンクや外部リンクを張っている先が403になっている場合、本来もらえるはずのリンクが無駄になっており非常にもったいないです。リダイレクト処理をするだけでもアクセスが上がる可能性を持っていますので、対処しておくことをお勧めします。
404|Not Found(お探しのページが存在しません)
サイトマップや内部リンクにあるURLのページが存在しない場合に表示されるコードです。
404コードも、SEOには影響を及ぼさないと言われていますが、403コードと同様に対応することでトラフィックを増やす要因になり得ます。
また、404コードとは別に「ソフト404コード」と呼ばれるものも存在します。
ソフト404コードは正常を意味するHTTPステータスの200を返しますが、ユーザーには404コードを表示します。
自動生成などで作成されたページなどでよく起こるものですが、前述の通りSEOに悪影響を及ぼすことはありません。
しかし、正常を意味する200コードが返されている以上クローラーが巡回します。無駄なページにクローラーを巡回させることとなり、他の価値のあるページにクローラーがたどり着かなくなる可能性がありますので、通常の404コードを返すよう対策することをお勧めします。
500|Internal Server Error(サーバー内エラー)
CGIやプログラムにミスがある場合に返されるコードです。
この場合はプログラム内の文法に誤りがあったり、設定が間違えていたりすることが原因ですので、コードの修正が必要になります。
503|Service Unavailable(サービス利用不可)
サーバーに負担がかかりアクセス数の上限に達した際に返されるコードです。いわゆる「落ちた」と言われる現象です。
継続的に同様のアクセスがあり負荷がかかる場合はサーバーの転送量をあげるなど、サーバーを強化することで対策ができます。
503コードが表示される時はアクセスが集まっている時なので、迅速に対応しないとその時間分のアクセスが無駄になってしまうので注意が必要です。
エラーには早急な対応を!
HTTPステータスコードを理解することで、自分のWebサイト内にどのような問題があるのか、その問題の適切な対処方法がわかります。
面倒臭い…と感じてしまうかもしれませんが。
ひとつひとつ対処していくことで、クローラーにとっても巡回しやすいサイトが出来上がり、アクセスアップにつなげることも可能なのです!
クローラーに巡回されやすいサイトは、ユーザーにとっても“優しいサイト”であることを意味します。HTTPステータスコードを役立て、ユーザーに優しいサイト作りをしましょう。
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