アクセス解析ツールにて参照元を分析しようとした時に、上記のように「(direct)/(none)」の部分にデータが多くある事がありますよね。
これは「ノリファラー」や「参照元なし」という意味で、「ユーザーがどのような経路から来たかわかりません!」っということをいっています。
「オイオイせっかくツールを入れているのに、分からないってどういうことだよ!」っと怒ってしまう方も多いかと思いますが^^
このようにアクセス解析に関するデータは、完全でない事が多いのですよね。
ちなみにこの“ノリファラー(参照元なし)”データ、どのような事が原因でこのようなデータとなってしまうか、この記事ではその原因を整理したいと思います。
“(direct)/(none)”ノーリファラー/参照元無しの8つの原因
(direct)/(none)と表示されてしまう原因は主に下記の8つあると言われています。
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- ブラウザの「お気に入り(ブックマーク)」からの訪問
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- ブラウザのアドレスバーに直接URLを入力してして訪問
(アルファベット数文字を入力しただけでも、
過去の閲覧履歴のあるサイから候補となるサイトのURLが表示される場合が多いです。(下図参照))
(「ya」と入力しただけで、「http://www.yahoo.co.jp」が表示されてます)
- ブラウザのアドレスバーに直接URLを入力してして訪問
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- ブラウザの個別設定で、参照元情報を残さない設定にしてサイトに訪問
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- セキュリティソフトで参照元情報を送信しない設定にしてサイトに訪問
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- メタタグによるリダイレクトなどによる転送によるサイト訪問の場合
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- Outlook等のメールソフトで、受信メール内にあるURLなどのリンクからの訪問
(しかしGmail等をブラウザ上で見ていた場合は、Webページからのリンクとなるので参照元がつきます。)
- Outlook等のメールソフトで、受信メール内にあるURLなどのリンクからの訪問
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- httpsページからhttpページへの訪問
- Flash内のリンク機能でサイトに訪問
このように並べただけでたくさんありますね。
ひとつの“ノリファラー(参照元なし)”データの原因を考えても、これだけの理由が考えられるため、すべてを正確に把握することは難しいですよね。
ノーリファラーが多い = ファンが多い?
“(direct)/(none)”の原因は上記に整理させていただきましたが、「“(direct)/(none)”」の増えるということは、概ね多くの人に認知され「ファンが多くなっている」ということも考えられます。
まとめ
“(direct)/(none)”が増えることが、良いことなのか悪いことなのか、一概に悪いことではないとも考えられますので、その数値をもとにしっかりと仮説を立てて、検証を繰り返していくことが、サイトの改善につながります。
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