罰則を受けてからでは遅い!オプトインとオプトアウトの違いを把握する

メルマガ等の配信に関しては下記のような「オプトイン」「オプトアウト」という2つの配信パターンがあります。
それぞれの意味を簡単に整理すると、

オプトインとオプトアウトの違い

オプトイン

オプトインとは、英語で言うと「選択」「同意」の意。
企業がメルマガ等の広告を配信する場合、事前にユーザーの承諾を得ることを指しています。

オプトアウト

オプトアウトとは、オプトインとは逆の意味で同意などを得ていない不特定多数の相手に広告メールを送りつける方法のことを言います。

メールマーケティングでは「オプトイン」でなくてはいけない

マーケティングとしてメルマガ配信を利用する場合は、確実に「オプトイン」で行う必要があります。
これは、2008年の「特定電子メール法」の改正により、同意を得ていない不特定多数へメールを送ることが自体が不可能になったためです。
そしてそれを破った場合「罰金の最高額を3000万円とする」(特定電子メール法)など、罰則が厳しくなっており、さらに「広告業務を請け負った代行業者も規制の対象に含まれる」(特定商取引法)というように適用の範囲も広まり厳罰化されています。
そのため、メルマガマーケティングを行うためには「同意」を得たリストを作成する必要がありますので、その同意の方法は、何か商品等を購入してもらう際に同意を得る方法や、メルマガへの登録により同意を得る方法が一般的です。

広告宣伝メールを配信することを明記

そしてその同意を得る際には「広告宣伝メール配信を行う」旨をわかりやすく明記する必要があります。その明記する方法として「どのようなものが良く」て、「どのようなものが悪い」のか、下記の図に整理してみました。
melmaga_marketing02-01

広告メールに記載する必要がある事項

下記の情報を明記する必要があります。
とにかくわかりやすく表示することが重要で、受信者が容易に想像できる場所(例えばメールのヘッダー部分もしくはフッター部分)に配置するなどの配慮が必要です。
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また送信者情報を偽った場合は罰則の対象となりますので、気をつけましょう!
いろいろ注意すべき点はありますが、
基本的なことなので、罰則を受けないように注意が必要ですね!