SEOに必須のサイト構造最適化8つのポイント

今回はSEOに効果的な「ディレクトリ」「url」「リンク」それぞれの最適化する方法をご紹介します!
SEO、つまり検索エンジンにサイトを評価される時、この部分が最適化できていないと、良い評価を得られません。
では、下記の内容を参考としてサイト構造を見直していきましょう。

1.ディレクトリの整理

1-1.情報ごとにディレクトリを作ろう

情報をまとめて、どこに何があるのかスグわかるように、整理しましょう。
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上の図は、ショッピングサイト関連のサービスを運営しているサイトのTOPページの中に、関連記事やサービス内容などのコンテンツをディレクトリとして分ける例です。
想像してみて下さい。もし、トップページに全部情報が並べてあったらどうでしょう?とっても情報を見つけ辛いですね?
それを避ける為にも上の図のようにしっかりとディレクトリで整理していきましょう。
 
TOPページの他に「コラム」と「サービス」を扱うディレクトリを作成し、その中にそれぞれのコンテンツを置いていきます。

  • 「コラム」を /column/
  • 「サービス」を /service/

とした場合、

  • https://ecpack.jp/column/

でショッピングサイト関連の記事・コラムを扱い

  • https://ecpack.jp/service/

でサービスの紹介内容を扱うようにします。つまり、https://ecpack.jp/service/light/ のようにディレクトリ内にコンテンツを置いていくわけですね。
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1-2さらに細かく分ける

もっと細かくなってしまう時も、先ほどと同じように整理していきましょう。
先ほどの https://ecpack.jp/column/ にもう一つディレクトリを加えて、https://ecpack.jp/column/tool/ とします。
おのようにディレクトリで階層を作成する事により、情報が詳しく整理できます。
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検索エンジンはこのように評価をしています。
「おっ/tool/てのにはショッピングサイト記事の詳細情報が入ってるのね」 → 「その上の階層は・・・ショッピングサイト記事をまとめたディレクトリだな」 → 「うんうん、わかったぞ!このhttps://ecpack.jpというサイトはショッピングサイトの情報を持っている!」
となるわけですね。
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※中カテゴリ、大カテゴリといったところにはコンテンツがなく、ページを分岐させる為だけのページになる事もありますが、それは問題ありません。

1-3.悪い設定例

検索エンジンはサイト内の情報が整理されているか見ています。
他のディレクトリに入るはずの内容のモノがあったり、関係のないリンクが貼られていたりすると、評価が下がってしまいます。
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2.URLはわかり易く

ディレクトリの名前はURLに反映されるので、検索された時に表示されます。下の画像は「ショッピングサイト」で検索した場合の検索結果です。
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ショッピングサイトと記載されたURLは太字で目立つように表示されます。このように、検索キーワードとURLが同じになる事で、検索画面の結果で目立つようになります。
SEO用に検索キーワードを無理やり組み込んで、検索順位を上げる方法も以前はあったようですが、現在はあまり効果はないようですので、URLは内容に属したものにし、わかり易い名前を付けるようにするのが好ましいです。
因みに、上の画像では「ショッピングサイト」とURLがなっていますが、実際には「ECsite」と英語表記する方が好ましいです。日本語表記にしてしまうと・・・・
例えば、「https://kotobank.jp/word/ショッピングサイト-676662」 というのが 「https://kotobank.jp/word/EC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-676662」 なんじゃこりゃってURLになるわけです。
SEO的に良くないのはなんとなくお分かりいただけると思います。
 
※その他にもURLを付けるにあたってのポイントがあります。

  • 単語は短く
  • 「-」を使う

「-」を使う理由としては、まずGoogleが「-」を使うことを推奨しているという事、「_」アンダーバーは区切る意味を持っていません。つまり、
「EC_seo」 は 「ECseo」 と一つの単語として認識されます。なので複数で検索をヒットさせたい場合、必ず「EC-seo」としましょう。

3.リンクの整理

3-1. SEO効果があるリンクとは?

SEOに喜ばれるリンクとは、「そこにこのリンクがあるとユーザーにメリットを与える」という事です。
例えばナビゲーションボタンに「連絡先」とあれば、ユーザーは連絡先のページをすぐに探し出す事が出来ます。
「ユーザー目線のリンク」という事がまず大前提だと覚えておいて欲しいです。

3-2. 引用リンクの場合

自分のサイト内のリンクでなく外部サイトのリンクを張る場合、迷う方も多いと思うので、下記をチェックしてみてください。

  • ユーザーにとって良いのか悪いのか?メリットがあるか
  • その外部リンクのサイトは検索上位に来ているか
  • その外部リンクのサイトの情報に信憑性があるか

つまり、SEO評価が高いリンクで、ユーザーにメリットがあるのなら貼りましょう。
 
下の動画ではSEOとリンクの関係を上手に解説しています。※Google公式チャンネルより
日本語字幕あり

4.その他のクローラーを喜ばす方法

4-2.index不要なページを設定する

googleやYahooの検索結果に表示されなくても良いよというページは、robots metaタグやrobots.txtで検索エンジンをコントロールしてあげましょう。
こちらのページで詳しく説明されています→検索エンジンの巡回(クロール)を拒否 noindex、nofllowのmetaタグとrobots.txtの設定方法

4-3.更新頻度を上げる

新しいページを日々増やすことで、定期的にクローラーが巡回してくれる事になります。
その時に上記を踏まえた分かり易いサイト構造であるかが、大切になります。「構造整理を行いながら良いコンテンツ多く配信する」事がSEOに強いサイトの作り方です。

まとめ

皆さんも自分のオフィスで「この書類は○○関係のファイルに入れて、この引き出しには○○関係の書類をいれて・・・」といった感じで、使う時に見つけやすいよう整理整頓していると思います。WEBの世界でもこれと同様の事が言えます。
情報がうまく整理されていると検索エンジンは「このサイトは訪問者にとって情報を見つけやすい良いサイト」と評価され、検索の評価が向上しますので、今回の記事を参考にわかり易い構造のWEBサイトを作っていきましょう。
 
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